« 花を数えて | トップページ | 沈丁花が咲き始めました。 »

2016年2月18日 (木)

システムかコミュニケーションか

テレビのニュースで医療事故のコメントを求められた関係者が、「コミュニケーションが上手くできていなかった」と答えていました。
また、最近、通信販売でギフトを購入したとき、先方の手違いで二重に送られたことがありました。その際の先方のコメントは、「社内で連携がとれていなかった」。
…後者は些細なことではありますが、どちらも心もとない印象を受けました。
                                          

そのミスは「コミュニケーション」とか「連携」で済むことなのだろうか…と考える機会になりました。

 

十数年前、ある外資系大企業の特殊なプロジェクトに、大勢の専門家の一人として携わったことがあります。
広いオフィスに弁護士や会計士、FPなどの専門家を集め、プロジェクトを分担して進めているのですが、毎日のように新規で専門家が参加し、会社では退職する社員が多く、新人もどんどん入ってくる、そんな不思議な職場でした。
複雑な作業をしていますから、いつの間にか別のグループで同じことを並行して進めていたり、全体をコントロールしきれない、ひどい状況でした。

 

別に人命にかかわることではなく、外国の親会社から相当なお金をかけて進めたプロジェクトなので、大きな無駄があろうと誰も気に留めることもなく、咎められることもなく、過ぎていきました。

 

組織が大きくなり、人が多くなるほど、ミスを起こさずに効率よく業務を進めるシステムは、よくよく考えて作らなければなりません。
人の記憶や気配り、経験、性格に頼らず、誰が行っても必ず同じ結果が出せるようなシステムを。その基本があった上で、良好なコミュニケーション、協力体制、連携が必要になります。
人為的なミスを単なるコミュニケーションの問題と捉えていたら、その後も必ず同じ失敗を起こすだろうと思うのです。

 

ミスは、初めは小さなものが何度か起き、潜在する大きな事故を警告しています。

人手でカバーしきれる段階で、素直に足りない点を認め、激しく反省し、間違いを起こさないシステムを作らなければならない…自戒を込めて、思います。

« 花を数えて | トップページ | 沈丁花が咲き始めました。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 花を数えて | トップページ | 沈丁花が咲き始めました。 »

フォト

Twitter

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

MBC Group

無料ブログはココログ