« パレスホテルの朝 | トップページ | 夏休み最終日 »

2014年8月16日 (土)

『気』について…ある出来事から

ネットだけの情報で予約したレストランで

エントランスのドアを開けた途端、ほんとうに一瞬で

「あ。間違った!」と思うことがあります。

 

別に汚いわけでも

対応が悪いわけでもないのですが

一瞬でその店の料理からサービスまで感じてしまう。

いわば、『気』のようなものだと思います。

 

ネットだけで予約することは滅多にないので

しばらくはそのような場面に遭遇することは少なくなっていたのですが

先日、久しぶりにそんなことがありました。

 

お店のドアを開けた途端、引き返そうかと思いましたが

なぜか目の前のスタッフが気の毒な感じがして、留まりました。

そして、せっかくの機会だから、考えることにしました。

こんな気持ちになるのは、なぜなんだろう。。

 

繁盛店はその空気さえ輝いているような気がしますが、

その店は、空気が淀んでいました。

かつては高級店だったかもしれませんが

時代の流れと共に取り残されてしまったのでしょうか。

サービススタッフはそれほど陽気ではありませんが

感じが悪いというほどでもありません。

お客様のために頑張っていることは伝わります。

 

そもそもサービススタッフになろうという人は

お客様を喜ばせたいという気持ちがある人に違いないと

私は思っています。

だからこんな淀んだ気の中で仕事をするスタッフも気の毒です。

 

観念して(?)席に着き、前菜から始まったコースは

そう悪くもなく、コストパフォーマンスも高そうです。

 

何が悪いんだろう…と、考えながら食事をしていると

厨房から髪ふり乱した料理人が何か用事があったのか、飛び出してきました。

すぐに厨房には戻ったのですが、トラブルがあったのか、忙しいのか、表情がとても暗いのが気になりました。

初老のその人は、おそらくオーナーシェフなのでしょう。

 

それから数分後、厨房のほうから、怒鳴り声が聞こえました。

あの人だ!…と直感的に思いました。

私の席からは聞こえたのですが、他のほとんどのお客様には聞こえていなかったと思います。

 

その後のメイン料理はとても塩味がきつくて

食べられませんでした。。

そして私は、その『気』の悪さの理由がわかったような気がしました。

サービススタッフの若い女性の笑顔もなんだか弱々しく歪んで見えました。

 

おそらく多くの経営者がそうであるように

私も会社や店舗、レストラン、ホテルなどを訪れるたびに

業種は違っても、自分の会社に置き換えて考えてしまいます。

イキイキとスタッフがお客様のために働ける場の秘密はなんだろう?

輝くような『気』を醸し出している場の理由はなんだろう?

目に見えないものが、一番大切であり

その『気』を明るく活力あるものにするために

客観的に考え、研究し、努力をしていかなければならないと

改めて感じた経験でした。

« パレスホテルの朝 | トップページ | 夏休み最終日 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« パレスホテルの朝 | トップページ | 夏休み最終日 »

フォト

Twitter

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

MBC Group

無料ブログはココログ