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2011年10月12日 (水)

香港に行ってきました①~香港のビジネス

108日(土)~11日(火)は、公認会計士協会東京会千代田会の視察研修のために香港に行ってきました。

例年この時期に海外視察研修がありますが、私は一昨年のシンガポール、昨年のソウルに続き、3回目の参加です。

Photo_2

実は香港は初めて訪れました。

まずは空港から市内に入る途中のコンテナが置かれた港湾の規模の大きさや海を囲むように所狭しと建ち並ぶ高層ビル群に驚きました。

埋め立てられてどんどん海も狭くなり、海ぎりぎりの埋立地に超高層ビルが建っています。

とにかく大勢の人が吐き出すパワーに圧倒されます。

足早に歩く人々は声も大きく、街の中で金切り声も聞こえてくるほどです。

香港に13年住んでいるという日本人女性は通勤時の公共交通機関の中で耳栓をしないとストレスで大変になると話していました。

不動産価格が急上昇し、家賃が負担できずに撤退する日本企業も多い(10年ほど前の5倍から6倍の家賃になっているところもあるようです)という商業地は建設ラッシュです。

8時から香港島と九龍島の間を挟むように光が音楽に合わせて飛び交うショーはその経済的繁栄を象徴しているかのようで、日本の節電に慣れた私には目が眩むようでした。

あまりに眩しく瞼に焼き付けられたのか、帰国してもあの煌びやかさを思い出します。香港の勢いを見せ付けられたような気がしました。

税金が安いことで有名な香港の政府の財源は、税収の他は地代収入です。

香港の土地は政府所有で、海を埋め立て山を切り開いて住宅地や商業地を開発し、借地権を売却します。

香港の税制は、日本と異なりとてもシンプルです。

そもそもキャピタルゲイン課税がなく、フローにかかる税金も税率が低いため(法人税率16.5%)、税金をごまかそうという風潮がないのか税務調査もほとんどありません。

また、原則として全ての会社は監査法人の監査を受け、その監査がされていれば税務調査はないそうです。

アジアにおける地域統括拠点の候補地として、シンガポールと香港が検討されることが多く、よく比較されますが、人件費の比較、税率の比較においては、香港のほうが優位のようです。

ただ、これから目指すマーケットの違いで、どちらに利点があるかを判断することになります。地理的にシンガポールは東南アジア市場、香港は中国本土の多くの市場を範囲として考えます。

つまり中国本土へのゲートウェイとしての役割をもつのが香港、というふうに捉えられるようです(但し、香港の場合は東南アジアも比較的近い位置にありますが…)。

外国法人による上場も急増しています。

資金調達はもちろんですが、それ以上に中国進出する際のブランド力を向上することにもなり、上場するとテレビなどでも派手に紹介されるので宣伝効果が大きく、名を売りたいと願う企業にとっても上場はチャンスのようです。

昨年はフランスのロクシタンが、今年はプラダやサムソナイトも上場。ルイヴィトンやコーチは現在上場準備中だそうです。

一方、中国の影響が大きいことから、中国と運命共同体であるというリスクもありますが、香港における制度体系は中国とは異なるので、グローバル市場を開拓する場として利用するには適しているといえるでしょう。

昨日の香港最終日には香港証券取引所も見学しました。

中の写真は撮影禁止でしたので、写真は外に置いてある端末です。

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