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2011年5月28日 (土)

四方の神様と落語を聞く

今夜は日本橋三井ホールで立川談春さんの落語がありました。

演目は「百川」と「紺屋高尾」。

実は・・・今週は何かとうまくいかないことが続いていたので

気持ちが落ち込みがちでした。

談春さんのテンポのいい、溌剌とした噺を聞きながら、

そんな落ち込んだ気分が少しずつ癒されるのを感じました。

ところで、今日の舞台には四神旗(しじんき)、四神剣(しじんけん)が並んでいました。

これは日本橋小舟町々会の協力があってお借りしたものだそうです。

「四神」とは、中国の古代思想にでてくる天上の四方の神様です。

東は青龍(せいりゅう)、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(すじゃく)、北は玄武(げんぶ)。

この4つの神様を描いた旗、また彫刻して飾りつけた長旗が四神旗です。

そして、四神と共に悪魔を払うとされ、四方を四神旗で囲い、その中心に剣を立てたものが四神剣です。

中国の陰陽学では、この神様に応じて最も貴い地相、「四神相応」を表すそうです。

具体的には、東に川、西に道、南に池、北に山をもつ北高南低の土地が人間の生活環境で理想的とする思想です。

日本でも、桃山時代から、築城、都市計画の理念に応用されていたようです。

平城京の地相は、東に鴨川、西に山陽道、南に巨椋池、北に船岡山があるように計画されているということです。

古くから人々は土地の持つ力を信じ、その力を神様として崇めてきました。

そんな神様の前で落語を聞くのも珍しい体験だったと思います。

写真は舞台の四神旗(しじんき)と四神剣(しじんけん)です。

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コメント

こんばんは。
日本橋小舟町では、4年に一度
神田明神の末社である小舟町八雲神社
(今はこの地になく、堀留児童公園に祭壇を作って祀ります。)の大例祭があり、その際にこの四神旗が使われます。
例大祭当日まで、しばらくの間、この四神旗と獅子頭が、当社のいわば自社ビルである
小倉ビルの玄関口に飾られています。
次の例大祭は、3年後だと思います。

ぺんぎんさん、こんばんは。
ぺんぎんさんの会社のすぐそばでしたね。例大祭当日まで会社のビルの前に飾られているというのは、何か特別なご縁があるのですね。

昨日、どのような経緯で、この大切な四神旗を舞台に飾ることができたのか忘れてしまいましたが、落語の舞台に神様というのは、とても珍しいことだと思います。
落語の後には、神様を仰いで、全員で二礼二拍手一拝で終わるという、不思議だけど、とても清々しいエンディングでした。

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