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2010年8月 9日 (月)

素晴らしい名刺

先日は名刺交換会で名刺の意味などを考えさせられましたが、名刺といえば、二十数年前、まだ新入社員だった友人から、営業用に心をこめて作った名刺をもらったことを思い出しました。

友人は当時、地方の信金に勤務していました。

ボーナス時期に定期預金をいただくために訪問営業しますが、どうしたらお客様に覚えていただき、契約に結びつくだろうかと考えたそうです。

それで考えて作ったのが、「ボーナス名刺」。

信金から支給された普通の名刺の裏に十円玉をセロテープで貼り付けて「ボーナス名刺」と手書きし、「ボーナスが入ったらご一報お願いします」と丁寧に書いてパウチしたのです。

「これは、一枚一枚、アイロンかけて作ったんだよ」と笑って、上京した折に、その貴重な一枚を記念にもらった記憶があります。

学生時代から心遣いが細やかで楽しいアイディアを工夫する人だったので、彼らしいな、と思いましたが、やはり徐々に成績を伸ばして、営業成績がトップになったという話を後で聞きました。

その友人は、信金を10年勤務した後、自分の会社を設立、現在では国内外を忙しく飛び回る企業家です。

オフィスの引越で片付けをしているとき、その懐かしい名刺が引き出しの奥から出てきました。

遊び心と、仕事への一生懸命さが伝わる素晴らしい名刺だと、改めて感心しました。

名刺はその人の人柄や思いを伝えるものであってほしいと思います。

手渡しでなくとも、訪問営業を繰り返し、いつしか十数枚もたまった営業マンの名刺からは、その人の一生懸命な思いと行動が伝わります。

投げるように、あるいはまるでトランプのカードを配るように、素っ気なく渡されても、それは単なる紙に過ぎませんが、思いがこめられることによって、名刺は受け取った人にその人を思い出させる力を与えるのだと思います。

今一度、初心に返って、心をこめた名刺交換をしたいと思いました。

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