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2009年10月 3日 (土)

シンガポールでの長い一日

Pa021288 昨日の午前中はErnst & Youngのオフィスでシンガポールの会計と税務についての研修でした。

建設ラッシュのシンガポールですが、18階のオフィスの窓からは大規模な開発がされている現場が眼下に見えました(写真はオフィスの窓から見える建設現場です)。

あちこちで高層ビルが建設中で、海の近くには広いカジノセンターも建設されています。

人口が400万ほどしかない、面積も淡路島程度の広さのこの都市に、なぜこんなにたくさんのビルを作るのかと驚きますが、小さい政府のダイナミックな施策によって、世界中からお金も人も集まっているのです。

この金融危機の影響もあまり受けず、海運、金融、ハイテク産業など、政府が承認した業種に対しては特別な優遇税制があり、もともと税率が低い上に、ほとんど無税になってしまう業種もあります。

研修を受けながら、ああ、これでは日本にはお金も企業も集まらないなぁ…と思いました。

例えば、シンガポールに居住する日本人が、株取引で儲けても、海外からの所得があっても、すべて税金がかからないのですから…世界中のお金持ちが集まるわけです。

Pa021291 その後、シンガポール公認会計士協会の皆さんと一緒に、インターコンチネンタルホテルの中華料理店で昼食懇親会の後、公認会計士協会のオフィスへ(写真はオフィスのビルです)。

シンガポールの会計士業界事情などの説明を受け、情報交換会となりました。

Pa021293 それから最後の訪問場所、Baker Tilly オフィスへ。

ここは世界規模のファームと提携している中堅の会計事務所です。

事務所の経営戦略、品質管理などのお話を伺いました(写真はBaker Tillyオフィスの受付で)。

どこの訪問でも、中身の濃い、充実した勉強をすることができました。

また、訪問先の説明してくださる方も、こちらの千代田会のメンバーも皆、真剣で、ぎりぎりの時間まで休む間もなく動き回り、とても長い一日でした…

研修が終わるとErnst & Young Baker Tillyの方と一緒に食事です。マリーナ・マンダリンのイタリアン、ボローニャで。

私はBaker Tillyのパートナー会計士の方と席が近かったので、シンガポールの会計士業界の女性の割合を聞いてみたのですが、日本の逆で、女性の割合がとても高いことに驚きました。

会計を学ぶ学生は女子学生のほうが多いのだそうです。

マンダリンホテルの化粧室で、手を洗ったあとにどこで拭こうか困っているように見えた、白髪の上品な雰囲気の老婦人がいらっしゃったので、「エアータオルか、紙のタオルか、どちらかを使えますよ」、と声をかけたら、「エアータオルは風がとても気持ちが悪いから紙のほうを使うわ」と答えてから、彼女の身の上話が始まりました。

イングランドから来てホテルに滞在していること、百歳になるお父様が亡くなったけど、今も心の中に生きていること、今は自分の時間がたくさんあって、教会活動、ガーデニング、お裁縫、旅行、いろいろなことを楽しんでいること、オーストラリアに友達がいること…止まることがなく、そのうち手を握って話をされるので、そこを抜けられなくなってしまいました。あっという間だったのに、結構時間が経っていて…不思議な感じがしました。

長い長い…一日でした。ヘトヘトになって部屋に戻ったら9時半でした。

今日は最終日。

午前中は観光を楽しんで、午後は買い物に出かけようかと思っています。

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