« 地震、そしてもうすぐ夏休み | トップページ | 今日から夏休み »

2009年8月12日 (水)

かけた情、受けた恩

先日、素敵な女性の先輩と出会いました。

私よりひと回り以上年上の方で、組織の中でキャリアを積まれ、リタイアしてご自分のビジネスを始められた方です。

お話を伺うと大変なご苦労をされているのに、そんな苦労話も淡々とした口調で、笑顔でお話してくださいました。

以前、あるお客様から、社会で活躍する女性へのインタビューを編集した本をいただいていたのですが、偶然にもその中に、その方の記事もあることに気がつきました。

改めてその本を読み返し、心に響いた言葉があります。

「かけた情は忘れ、受けた恩は忘れるな。」

その方が管理職になったとき、育てた部下がやめたときはつらくて何度も泣いたそうです。

もう思い入れを込めて人を育てるのはやめようとまで思ったのだそうです。

そんなとき、上司に言われたのがこの言葉とのこと。

見返りを求める気持ちを捨てて気が楽になったのだとおっしゃいます。

私も同じような経験がいくつもあります。

そんなとき、やはり人と共に歩み、心をこめて人を見守り、育て、そのことによって私自身も育てられる、それが仕事であり、人との関わりの中で仕事をしている限り、そうして進むしかないのだと自分に言い聞かせるしかありませんでした。

何度経験してもその辛さには慣れることができません。

それでも、心をこめて接することを恐れてはいけないのだと勇気をいただきました。

そして日々の慌しさの中で、受けた恩を忘れないように、気をつけなければならないと思います。

忘れずにいるつもりで、実は失礼なことをしているかもしれない…

心をかけてくださった方が、どんな思いで私を見守ってくれているのか、目に見えない心配りに気づき感謝する心を忘れてはいけないと改めて思うのです。

|

« 地震、そしてもうすぐ夏休み | トップページ | 今日から夏休み »

会社経営」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 地震、そしてもうすぐ夏休み | トップページ | 今日から夏休み »