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2009年6月24日 (水)

議論と理念

「議論で大切なことは、何が正しいかではなく、何が理念に合っているか」

毎日、メルマガを送ってくださる、経営コンサルタントの福島正伸先生の、ある日の言葉です。

6月は会員総会の季節です。

いろいろな団体で総会が開催されています。

形式的で、質疑応答もほとんどなく簡単に終わるものもありますが、中には活発な質疑応答が行われる団体もあります。

私は今まで委任状しか出したことがないのですが、同業者団体である日本公認会計士協会の総会は、45時間、全国から集まった会員から、特に予算についての質問が数多く出るのだそうです。

じっくり時間をかけて、納得していただけるように回答される執行部の皆さんの姿勢は素晴らしいと思います。

(もちろん、会員は皆、紳士淑女?で、総会屋のような総会の進行を邪魔するような会員がいないことが前提ですが…)

正しいかどうかを議論始めるとわからなくなります。

それは、100%絶対正しいこと、あるいは100%絶対間違っていることは、議論の対象にはならないからです。

議論の対象になることは、その中間にあることが多いのです。

そして、正しいかどうかという観点で物事を見ると、批判が中心になるような気がします。

だから、議論は平行線を辿ったり、揚げ足取りになることもあったり、まとまりにくいのかもしれません。

ところが、何が理念に合っているかという観点で議論すると、物事は建設的な方向へ進むような気がします。

実際に、ほとんどの場合、正しいかどうかはあまり大切なことではないのかもしれません。

いくら正しいことで、正しい手続を踏んでいたとしても、それが理念に合っていなければ、意味がありません。

それが理念に合っているのかということにこそ、十分に議論をする価値があるのだろうと思います。

日本中で議論が交わされた(かもしれない?)総会の季節。

構成員の最高決議機関である会員総会の場において、そこに理念を議論する時間が果たしてどれだけあったでしょうか…?

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