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2009年4月 4日 (土)

あの世から帰ってきた人

2、3年ほど前に交通事故に遭って心肺停止、その後、意識不明の危篤状態の末、奇跡的に生還された人がいらっしゃいます。

十数回の手術の後、ものすごい精神力でリハビリを続け、ビジネスに復帰されました。

事故に遭われたときに既に60歳を過ぎていたそうですから、ほんとうに素晴らしい気力、体力、生命力です。

そのKさんとは、昨年末、ある経済団体の忘年会で初めてお会いしましたが、その数日後、私のオフィスにいらっしゃって、ご自身のことをお話してくださいました。

臨死体験のこと、(おそらく)あの世で、亡父や亡兄に会ったこと、(三途の川?)船頭さんに切符をもってない奴は帰れと怒鳴られ、喧嘩したが、結局船に乗せてもらえず、戻らざるを得なかったこと、その後で大きな声がするほうに歩いていったら、意識が戻り、それと同時に激しい痛みを味わったこと…

今でも足を引き摺るとおっしゃっていますが、傍目にはほとんどわかりません。

大好きなゴルフも続け、とにかく前向きなパワーにあふれていらっしゃいます。

朗らかそのもの。まるで太陽が歩いているみたいです。

それ以来、時々、営業などで事務所にいらっしゃいます。

今回も11階への移転で不用になる什器を買い取ってくれるところがないか相談したら、すぐに関係ある部署の方を連れて飛んできてくださいました。

Kさんから伝わってくる“気”には、澱のようなものが感じられません。

営業をされていても、駆け引きとか、相手を探るとか、そんなものが見えないのです。

屈託のない朗らかな笑顔。

この世は素晴らしいのだと、改めて教えていただきました。

昨日もそんなKさんにお目にかかった後で、若い頃大好きだった「赤毛のアン」を思い出しました。

赤毛のアンは、子供の読む本のように思われがちですが、私の場合は幼い頃よりも、もう少し成長してから、アンの魅力にとりつかれました。

高校生、大学生の頃には、何度も読み返して、アンに夢と勇気をもらいました。

“神は天にいまし、この世はすべてこともなし”

God's in his Heaven, All's right with the world (ブラウニング『ピッパが通る』より)

…「赤毛のアン」の最後にあった文章です。

もしかしたら、もっと大人になってからのほうが、より、アンの魅力がわかるのかもしれません。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

凄いですねぇ~。
生きようという心が生命力を高めてくれるのでしょうね。
生死を彷徨った方のお話は為になりそうですね。

投稿: Shiro | 2009年4月 5日 (日) 01時13分

Shiroさん、こんにちは。
そうなんです!人生は楽しい、嬉しい、という気持がパワーとなって伝わってきます。
自分の人生を愛し、信じることが大切だと改めて思います。

投稿: ami | 2009年4月 5日 (日) 08時53分

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