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2009年3月25日 (水)

積小為大

“積小為大(せきしょういだい)”とは、小さなことを積み上げて大きなことを為す、つまり、すべて物事は小さなことから始まり、一歩一歩着実に努力を積み重ねてはじめて大きな成果が得られるので、小さなことを疎かにしてはいけない。という意味だそうです。

二宮尊徳(金次郎)が若い頃、村人が捨てた苗を拾い集めて空き地を耕し田植えし、手間暇かけて世話をし、時至って豊かな収穫が得られたという経験から、尊徳はこれを“積小為大”と呼び、自然の道と感得したそうです。

情報技術の発達に伴い、いろいろなもののスピードがますます速くなっています。

たちまちブームができてはすぐ消えていき、その間隔はだんだん短くなっています。

ブームを追いかけることが重要な要因になるビジネスを展開している会社は、どんなに大変だろうと、想像しただけで息が切れそうな思いがします。

情報はインターネット検索で誰でもどこからでも入手が簡単になりました。

見栄えのするレポートも、いろいろな情報の切り貼りで、要領さえよければ、内容への深い造詣がなくとも短時間で見栄えのいいものを作ることができる時代です(大学生の卒論がそうなっていると聞いたことがあります)。

最近は、小さな基本を積み上げる、地味で我慢の要る作業が、あまり格好のよくないことと思われているような気がします。

また、すぐに成果に結びつかない焦りもあります。

でも、本当にそれを積み重ねた人には、実はその経過こそが楽しく、自分なりの見方や考え方が作られて、着実に実力がついていくことがわかっているのです。

結局、一見、遠回りに見えても、基本を一つ一つ積み上げるほうが、長い時間の中では、いつしか大きなことを為せるものなのでしょう。

スポーツや音楽でも、できる人ほど、基本の大切さがわかっていて、基礎練習を怠りません。

つい小さなことを疎かにして、目先の結果を早く求めがちですが、すぐ結果が出なくても焦らずに積み上げることを大切にしなければならないと改めて思う今日この頃です。

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