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  • 皇居の馬場先濠に住む白鳥、スーちゃんが、須永公認会計士事務所や丸の内の様子を伝えるブログです。

  • 2007年に一度終了した、お濠の白鳥スーちゃんのブログです。

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2019年11月 9日 (土)

創立25年を迎えることができました

今月は創業記念月。おかげさまで25周年を迎えることができました。

 

来た道を振り返る意味は、現在の仕事の意味を確認すること。

 

どのような思いで創業し、どのような夢を持って進み、どのような出会いがあって、現在に至っているのか。普段はあまり過去を振り返ることはないのですが、丁寧に思い返すと、一つ一つがはっきりと昨日のことのように思い出されます。

 

毎日何気なく過ごしていますが、大切なご縁をいただいて多くの人に支えていただいたからこそ今がある、そんな大きな責任と、感謝の思いがこみ上げてきます。

 

どんな出会いも辛かった時間も、全てが今この時につながっていることもわかります。

 

26年目に入りました。全てへの感謝の気持ちを忘れずに、常に高い品質の専門サービスを目指し、お客様のお役に立てるように日々邁進していきます。

 

※写真は11月1日に25周年を記念した食事会です。南青山のリストランテ アクアパッツァにて。

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2019年2月 5日 (火)

立春

昨日は立春でした。

実は年末年始は体調を崩してしまったため、

お正月らしい気分になれなかったので

ようやく新しい年を迎えた気持ちです。

 

我が家のベランダのクリスマスローズが

ようやく咲き始めました。

まだ寒い日は続きそうですが

心温まる花の季節です。

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2018年10月 2日 (火)

パワーをくれる場所

丸の内への憧れが高じて14年前に丸の内にオフィスを移転し、現在に至っていますが

最近では、丸の内の街の空気を吸い、オフィスに出勤することが、

私に元気を与えてくれていることを感じます。

 

まだ若く、パワーが漲っている時は感じないのでしょうが

元気がない時や寝不足の朝も、丸の内に来ると

背筋が伸び、頭もシャキッとする感じがするから不思議です。

 

一方、私の自宅マンションのある場所は

都心でありながら緑が多い閑静な住宅地。

リラックスする「気」に満ちています。

 

8年前までは、オフィス街で交通量も多い場所に住んでいましたので

現在のマンションに引越した当日、近所の雰囲気から

ここは「生活がある場所」だと、思ったのが第一印象です。

 

そんなふうに、場所はとても大事だと思います。

パワースポットを訪ねるツアーなども人気ですが

人それぞれ、その人の状態にあった

心を励ましたり、癒したりする場所があるように思います。

 

そんな場所から今日もパワーをいただけることに感謝して

丁寧に頑張らなくては…と思います。

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今朝のオフィスからの眺め。日比谷通りを挟んで馬場先濠、その向こうは皇居外苑です。昨日の朝、台風が通り過ぎた東京の空気は澄んで、青空が一層、眩しく輝いているように見えます。

2018年9月20日 (木)

相続税理士50選~日経新聞の広告

一日中、冷たい雨が降り続いています。

急に涼しくなり、暑さの疲れも出る頃なので

体調を崩しやすい気候です。

 

さて、今朝の日経新聞に、『相続税理士50選』という広告が掲載されました。

 

50選、ということは、50もの会計事務所が

広告を出しているわけですから、

一つ一つ読むことはないだろうな、と思いながら…

弊社のスペースが目に留まっていただいて

新しいご縁をいただけますように。。

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2018年9月12日 (水)

オペラ鑑賞にて

先日、長いお付き合いのお客様から

オペラ鑑賞に誘われ、ご一緒させていただきました。

御歳は八十代後半ですが、とてもパワフルな女性で

その日も午後のオペラ鑑賞の前は

民謡の発表会で歌われたそうです。

 

数年前よりもずっと若々しく、おしゃれで美しい。

声も張りがあり、歩く姿もとてもしっかりされています。

 

歩かなくなると歩けなくなる、

声を出さないと、声が出なくなる、

だから毎日、努力をしていらっしゃる…とのこと。

 

年齢を重ねるほど、努力が姿に現れ、

その生き方への責任感が人を惹きつけるものなのですね。

 

最近、元気が出ないと嘆く母を励まそうと、嬉しくなり

私まで励まされた気持ちです。

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オペラは新国立劇場の2階席で鑑賞しました。
プッチーニの三部作。迫力ある素晴らしい舞台でした。

2018年9月 1日 (土)

蒸し暑い夏の困りもの

蒸し暑い日が多いですが、

この気候のせいか、このところ自宅でいや~な虫が大発生。

現在のマンションに引っ越して8年ほど。

以前、10年住んでいた飯田橋のマンションでは

そんなことはなかったのですが、

現在の広尾ではベランダで植物を育てているせいか、

いつの間にか虫が入り込んだようです。。

 

それは、植物性のものを好物とするらしい、芥子粒程の小さな虫。

タンスにしまった湯たんぽカバーが発生元であることを突き止めましたが

それ以来、毎日、少しずつ、棚から物を降ろしたり、引き出しから物を出し、
他に居場所がないかどうか、チェックと共に、掃除!

幸い、今のところ、他にはいないようですが、この掃除のおかげで

連日、処分する物がたくさん出てきます。

 

こんなマンション暮らしでも結構、物が増えてしまったものだと

反省しながら、一つ一つ片付けていますが

まだまだ続きそうです。

 

さて、オフィスのほうもこの夏は

書類整理や不用品処分の作業がどんどん進んでいます。

もちろん、こちらはスタッフ皆で頑張っているのですが

そのうちできるところからペーパーレスに移行しなければと思っています。

 

あー、爽やかな秋が訪れますように!

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本文の内容とは正反対(!)の爽やかな景色は、先週、福岡での仕事の後で立ち寄った、糸島のホテルからの眺め。青い海と空。あえてなるべく手を加えていない自然。爽やかで素敵なところでした…! (※糸島のBbbハウス)

2018年8月31日 (金)

自律神経と対話

先日、ある医師の方の本を読んでいたら

自律神経を整える方法の一つとして、自分と対話することがいいと書いてありました。

 

私は仕事で原点に立ち戻らなければと思う時、

開業間もない頃にお世話になった顧問先の社長さんと心の中で対話をします。

その方は既にこの世にいませんので、対話の相手は正確には私自身なのですが、

第三者だったら、こういうときは何と言うのだろう…と、

たぶん私の頭が勝手に働いて、思いがけないことを話してくれます。

 

時には突き放されたり、励まされたり、でもいつも温かい存在。

それはきっと誰もの心の奥底に存在しているのだろうと思いますが

目の前のことに夢中で周りが見えなかったり、一時の感情に流されると

気づくことができなくなってしまいます。

 

その方との対話の形をとってしまうのは、

創業の頃、(たぶん?)目を輝かせて常に頑張っていた自分の原点の思いに

近づきたいと思うからなのでしょう。

 

あなたが今ここにいたら、どんな言葉を返してくれるのだろうと

自分を客観視するもう一人の自分に励まされ、たぶん自律神経が整い、

冷静な自分に戻ることができるような気がします。

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8月も今日が最終日。朝から蒸し暑い日になりました。少しずつ季節は秋へと移ってはいますが、この蒸し暑さは堪えますね。。

2018年8月30日 (木)

女性経営者の感性で

建築関係の仕事をされている、R社長から

信じられないような差別を受けた話を聞きました。

契約寸前に、相手方のトップから

「女性の社長の会社とは取引しない」

と一方的にキャンセルになってしまったそうです。

「実際に仕事をするスタッフは男性なのにね…」

と、理不尽な理由にがっかりされていましたが、

古い業界ならではの差別が他にも残っているそうです。

 

私が会計士になった頃には女性が少なく

関与先からチヤホヤされることも多かったものですが

その反面、先輩から

「女性に監査されたくないという社長もいるんだよ」

と聞き、同じ資格を持っていても差別があることを知りました。

あの頃から30年程も経つのに

いまだに化石のような人がいるのだと、呆れました。

 

でも女性経営者の多くは、そんな化石ども(?)とまともには対峙せず

女性の感性でできるビジネスを考え、形にしています。

古い業界でありながら、きめ細やかで優しい感じのする

新ビジネスがあったら、それは女性が開発に関わったものが多いのでは?

 

R社長も、目下、そんなビジネスを模索中。

彼女らしい新規事業、頑張ってほしい…と、応援しています。

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R社長からいただいた、香りのよい蝋でできたオーナメントです。枕元に置いて香りを楽しんでいます。

2018年8月29日 (水)

弁護士の先生方との食事会

昨晩はお世話になっている弁護士の先生方との食事会。

仕事柄、企業法務について弁護士さんと出会う場面も多いのですが

会計士とは仕事の内容、業務の進め方が、まったく異なりますので

いつもプライベートでは大変興味深いお話を伺います。

 

チームで仕事をすることが多い会計士に対して

弁護士は個人ごとに担当を持つことが多いようです。

当然、デスク等のレイアウトの考え方も変わってきます。

監査法人などは最近ではフリーアドレスが主流のようですが

弁護士は固定のデスクが個室やパーティションで区切られて

個々人が集中できるスペースを作る事務所が多いようです。

 

何か問題があったときに、助けに駆けこまれることの多い弁護士。

ストレスの多い仕事だと思います。

 

でも昨日は、ほんのひととき、美味しい食事とワインにお喋りも弾みました。

やはり美味しいものは、人を癒し、楽しい時間を創る力がありますね。

先生方も楽しんでくださっていればいいのですが…

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昨晩の食事会は、センチュリーコート丸の内のフレンチレストラン『ロゼット』にて。美しい絵のような前菜の一皿です。

2018年8月28日 (火)

満月の日に

満月の日に、ブログを再開することにしました。

(前回に予告?したような月の満ち欠けでアップすることは難しそうですが…)

 

今日の東京は曇り空。せっかくの満月の日なのに、ちょっと残念な空です。

昨晩はものすごい雷と嵐のように短時間に雨が降ったせいか

少しだけ過ごしやすい気温になりました。

 

満月の思い出で、最も古く、はっきりした記憶は、高校生のとき。

市民会館で行われた音楽祭の受付の手伝いを終えて帰宅する際、

見上げたら大きな月が浮かんでいました。

白く輝く、大きな丸い月。

乾いた空気と(なぜか)砂利の香りの記憶。

「月を見たら肉まんが食べたくなった~!」 … と、友達とはしゃいだ、

元気すぎて、すぐお腹がすいてしまう、そんな高校生でした。

 

その後も、いくつもの美しい月を見てきました。

そして今は、美しい満月を拝める日を楽しみにするようになりました。

私の手帳には、満月と新月の日に丸印がついています。

 

半年ぶりに再開したブログは

月を見上げながら思うことをつれづれに

綴っていきたいと思います。

 

経営者は、リーダーとして会社を牽引する太陽のような存在。

いつも高みに輝き、会社全体を育む存在。

そんな経営者をサポートするコンサルや税務サポートとしての役割は

むしろ月のような存在。

 

太陽の陰になり、そっと寄り添うような存在でもあり

月齢によっては、漆黒の闇の中で行く先を照らす存在にもなる。

そんな月の姿を、私達の仕事に重ねながら

日々、見つめて行くつもりです。

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写真はオフィスの私の部屋の窓辺。
ペペロミアの鉢は開業当初から一緒なので、もう20年以上の旧友(?)です。

2018年1月30日 (火)

鶏始乳~七十二最後の季節

【大寒~鶏始乳
春の気配を感じ、鶏が卵を産み始める頃。
大寒の末侯です。そして季節は立春へと移ります。。
(※鶏始乳:にわとりはじめてとやにつく)

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(今朝、ブリックスクエアから見た建設中の東商ビル)

先週、雪が降ってから寒い日が続いてきましたが
昨日はやっと、日中、少し気温が緩みました。
インフルエンザも猛威を振るい、今年はA型、B型、両方が流行っているそうです。

 

心と体の声を聞きながら、自分が行動する「機」を待つ。

楽しくて嬉しい夢を描いて、一日一日を愛おしみ、大切に前へ進むこと。

それが私の今年のテーマです。

 

昨年の立春から日本の七十二の季節に合わせてブログを書き、今日が最終になりました。

暦の上の季節は先取りだったり、まさにその季節の中だったり、

また、都会にいると気づかない季節の変化や

七十二の季節を知って、気付かされることなどあり

とても興味深く、進めることができました。

 

次は、月の暦をたどりながら

日々のブログを書いてみようかと思っています。

月は29日の周期で、新月から上弦、そして満月へ。

満月から下弦、そして新月へと満ち欠けが繰り返されます。

私はもともと、夜空を見上げ、月を眺めるのが好きなので、

この月のリズム~新月、上弦、満月、下弦~のタイミングで更新ができればと思っています。。

 

2018年1月25日 (木)

水沢腹堅~東京の大雪

【大寒~水沢腹堅
沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。
一年で最も低い気温が記録されることも多い時期です。
(※水沢腹堅:さわみずこおりつめる)

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今週の月曜日、関東でも雪が降り、4年ぶりに積もりました。

午後から急に降り出して、しんしんと積もり、

夕方から夜にかけて、雪に弱い都内の交通は大混乱になりました。

 

電車は仕方がないのですが、恐いのは道路です。

東京で雪が降って最も恐いことは、

雪の恐さを知らない人が多いことだと思います。

なので、私は東京で雪になると、恐くてドキドキしてしまいます。

 

雪国で育った私にとっては、

車がノーマルタイヤで道路を走るなんて、信じられないですし

歩道で雪かきをした雪を車道に放り投げる人がいることも驚きです。

普通に歩いて転ぶ人が多く、側を歩くのも巻き込まれそうで恐い。

 

私がそんなことを言うと、夫は「雪に関する私のコメントが厳しい」と言いますが

雪はとても恐いものです。

一人一人が周りに迷惑をかけないように、雪と付き合うことが大切です。

 

大寒次侯の季節は、まさに寒い時期。

自宅マンション敷地内の池にも氷が張りました。

でも、最も寒い時期が、実は春に近いのですね。

もう少しで…立春。

立春から始まったブログ、『七十二の季節に載せて』。

次回は七十二の最後の季節になります。

2018年1月20日 (土)

款冬華~一日一つは。。

【大寒~款冬華
蕗の花が咲き始める頃。寒さは一層、厳しく、凍てつく土の下では、春への準備が着々と進んでいます。(※款冬華:ふきのとうはなさく)

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新しい年の1月も後半に入りました。

一日一日、味わうように過ごしているつもりですが

やはり一日にできる量には限りがあります。

でも焦らないで、一日に一つでいいから、

何か前に進もうと、思っています。

小さな積み重ねですが、そんな気持ちで過ごして

日々反省することが、自分の未来を創るはずだから。

写真は熱海の朝の海です。

2018年1月15日 (月)

雉始雊~熱海梅園の蝋梅

【小寒~雉始雊
雉が鳴き始める頃。雄が雌への求愛のしるしとして甲高い声で鳴きます。
(※雉始雊:きじはじめてなく)

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週末、久しぶりに熱海へ出かけました。

熱海梅園では梅がちらほらと咲き始め、

甘い香りに満ちていました。

早くも満開になっているのは、黄色の蝋梅。

溶かした蝋のような透き通った黄色の花がとても美しい。

でもこの木は「梅」と言う名はついているものの

梅の種類ではないそうです。

 

熱海は気温は東京と同じくらい低く、寒い一日でしたが

日差しは春のような強い明るさに満ちていました。

植物は気温よりも、太陽の光の強さで季節の変化を知ると

聞いたことがあります。

来週あたりは早咲きの桜も咲き始めるとか。。

春が待ち遠しいこの頃です。

2018年1月10日 (水)

水泉動~春の兆し

【小寒~水泉動】
地中で凍った泉の水が溶け、動き始める頃。寒さは増していますが、目に見えないところで、春に向けて少しずつ動き始めています。
(※水泉動:しみずあたたかをふくむ)

 

街中は、今週からいよいよ2018年のビジネスも本格的にスタートした雰囲気です。

昨日は季節外れの陽気になり、日中は4月上旬の気温だったようです。

外に出ると、温かな空気と柔らかな日差しに、つい顔も緩んでしまう…

このまま春になればいいのに、しかも花粉も飛散せずに…

そんな穏やかな夢のようなお天気でした。

 

出会いもあれば、別れもある。

すべては留まることなく、常に動いている。

季節も。いつの間にか、土の中で、水の中で、

次の季節への準備が始まっているのですね。

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写真は教えていただきながら作ったプリザーブドフラワー。

花材に触れていると、気持ちが鎮まります。

2018年1月 5日 (金)

芹乃栄~2018年仕事始め

【小寒~芹乃栄】

春の七草のひとつ、芹(セリ)が生える頃。芹は冷たい水の中で育ちます。

私にとってはお雑煮など、初春の食卓には欠かせない、野菜の一つです。

(※芹乃栄:せりすなわちさかう)


2018
年初めてのブログになります。

今日は弊社の仕事始め。

明日から三連休になるので

今日は顔合わせと来週へのウォーミングアップ。

心も体も整えて、きっと変化に富む2018年を

力強く駆けていけるように

そんな思いの…仕事始めです。

 

それにしても一昨日あたりから、寒い。。

今日は久しぶりの曇り空なので

一層、寒く感じます。

From_roger

写真は今、故郷、ケープタウンに一時帰国されている

弊社顧問、Roger先生と奥様から届いたプリザーブドフラワーです。

2017年12月31日 (日)

雪下出麦~新しい年へ

【冬至~雪下出麦】
積もった雪の下で、麦が芽を出す頃。
植物達は土の中で、春に向けて芽吹く力を育んでいます。 

(※雪下出麦:ゆきわたりてむぎのびる)

 

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1228日は仕事納めでした。

(仕事始めは15日です)

いつものように納会をした後、

第九のコンサートにサントリーホールへ出かけました。

2017年は私にとっては伏した一年でしたが

たぶん、七十二の季節の『雪下出麦』のように

冬の季節だったのだろうと思います。

土の中でしっかり力を育む植物達のように

この季節を迷わず過ごすことができたのか

少し不安はありますが

2018年は気持ちを新たにして

チャレンジしていきたいと思っています。

2017年12月26日 (火)

麋角解~クリスマスから迎春へ

【冬至~麋角解
ヘラジカの角が生え変わる頃。枝分かれした大きな角が落ち、春に新しい角が生えるのだそうです。

(※麋角解:さわしかのつのおる)

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クリスマスの翌日には街の中は

さっと、お正月準備に切り替わります。

諸外国ではそうでもないそうですが

日本の潔さ(?)はそんなところにも出ているのでしょうか。

 

なにはともあれ、もうすぐ今年も終わります。

心穏やかに、新しい年を迎えたいと思います。

 

写真は早速、活けた、お正月を迎えるアレンジメントです。

 

 

2017年12月22日 (金)

乃東生~丸の内仲通で自動運転の試験

冬至~乃東生】
 
夏になると枯れてしまう、シソ科の靫草(ウツボグサ)の芽が出る頃だそうです。靫草は生薬で利尿作用や消炎作用があるそうです。(※乃東生:なつかれくさしょうず)

 

12月に入ると一日一日の過ぎるのが加速してくるように思えます。

気がつけばもう週末。来週はもう仕事納めです。

 

夜にはイルミネーションで美しい丸の内仲通りですが

朝早くからイベントの準備をしていると思ったら

昼休みに可愛らしい形の自動運転車が試験運転していました。

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3月にサンフランシスコとシリコンバレーへ行ったときに

公道を自動運転車が走っていて

きっと技術的には既に可能なのだろうと思いました。

法律が整備されれば自動運転が当たり前の時代が

すぐそこまで来ているのですね。

 

楽天的な性格かもしれませんが

やはり未来は明るい、と思います。

 

たまに懐かしむことはあっても、

私が二十代の頃の時代に戻りたいとは思いません。

いろいろなことが、人のニーズに合ったものへと進化し

それをどう生かすかは自分次第。

便利で豊かで人に優しくなっているのは事実ですから。

 

さて、今日は待ちに待った(?)冬至。

明日から少しずつ昼間の時間が長くなると思うと

なんだか嬉しいです。

2017年12月17日 (日)

鱖魚群~お客様の忘年会で

大雪~魚群
鮭が川を遡上する頃。鮭は海で育ちますが、産卵のために自分が生まれた川を遡上します。鮭の遡上は、北国では冬を代表する光景のひとつですが、私も以前、盛岡市内の川で橋の上から見たことがありますが、命がけの長い旅を終えた痛々しい鮭の姿に、自然の厳しさを感じました。(※魚群:さけのうおむらがる)

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今年もお客様の大忘年会にご招待いただき、福岡へ出かけました。

ホテルの大宴会場で、社員の出し物あり、芸人のパフォーマンスあり、大勢の若いパワーに満ちた忘年会。

ここ数年、出席させていただいていますが、今年もいよいよ押し詰まったことを感じる日になりました。

 

今年を振り返ると、ちょっと辛いことが多いのですが、

まだ今年も十数日ありますので、しっかり頑張りたいと思っています。

2017年12月12日 (火)

熊穴蟄~Google Home

【大雪~熊穴蟄】
熊が穴に入って冬眠を始める頃。
(※熊穴蟄:くまあなにこもる)

Ok

本格的に寒くなりました。

東京では今朝の気温が4℃程。足元からビリビリと底冷えする寒さです。

空気は乾燥して、インフルエンザも流行始めているようです。

熊も冬眠する頃、というのが今の季節だそうですが、私も冬眠したい…

なんて、何かと気忙しい年末。ビジネスだけでなく、家事も増えてきます。

週末、そんな時の楽しい味方(?)がやってきました…Google Home です。

 

OK, Google」と声をかけてから曲名等、指示すると音楽をかけてくれます。

(たぶん)著作権の関係で、再生できないものもありますが、あまり多くを期待せず、簡単なBGMとしては使えます。

 

音楽だけでなく、ちょっとしたことは調べてくれます。

少し離れたところから手を休めることなく、いろいろなことを聞くことができて便利。

「今何時?」とか、「今、ここから東京駅まで何分位かかる?」とか、そんな質問にも答えてくれます。時々、「お役にたてません、もう少し勉強します」と言われることもありますが。

「おはよう」と挨拶すると、今日の天気予報、今朝一番のニュースまで話し始めます。

「おやすみ」と声をかけると、「おやすみなさい、いい夢を!」と返してくれます。

 

クリスマスソングをかけながら、年末の家事も楽しく♪

 

2017年12月 7日 (木)

閉塞成冬~日没時間とイルミネーション

【大雪~閉塞成冬】
本格的な冬の訪れ、大雪です。天地の気が塞がれる冬の訪れ。
空は重い雲に覆われ、生物は息をひそめています。
(※閉塞成冬:そらさむくふゆとなる)

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ほんとうに日が短くなりました。
一年で最も昼間の時間が短い季節ですね。

 

特に、日の出が遅いことよりも
日没が早いのは、とても寂しい感じがします。

冬至に向かって日没が早くなっているのかと思っていたら、

日没が最も早いのは1210日頃だと友人から教えてもらい、

早速、調べてみました。

 

国立天文台のHPによると(東京都の場合)、

日没は、1212日には1628分で最も早く、

1213日には1629分で

この日から徐々に遅くなります。

 

ちなみに日の出は、12月中はまだまだ遅くなり

113日に651分で最も遅く、

翌日114日には650分で

この日から徐々に早くなります。

 

ということは、12日までの辛抱で、

その後は、少しずつ日没が遅くなるのだと思うと

少し気分が明るくなりますね?

 

夕方早く暗くなる冬だからこそ、街をイルミネーションで明るく飾るのですね。

どんなに空気が冷たくても、その灯りになんだか心温まります。

 

写真は日曜日、恵比寿のガーデンプレイスで撮った写真。

毎年恒例のバカラの特大シャンデリアです。

2017年12月 2日 (土)

橘始黄~京

【小雪~橘始黄】
 
橘の果実が黄色くなる頃。橘は古くから日本に自生する柑橘で、常緑樹であることから縁起がよく、その果実は不老不死の実といわれていたそうです。
(※橘始黄:たちばなはじめてきばむ)

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昨日は東京商工会議所千代田支部サービス分科会で神戸の理化学研究所、スーパーコンピュータ『京』を視察しました。

数年前の“事業仕分け”で某国会議員の「一番じゃないといけないんですか?」という一言が有名になりましたが、そのときに問題になったのが、この『京』です。

 

さて、そのランキングについては、いろいろな指標があるようですが、

2011年にはTOP500(LINPACKを用いて性能を評価するランキング)で1位を獲得し、その後は1位ではなくなっていますが

別の指標、Graph500(ビッグデータの処理などで使われるグラフの幅優先検索を行うベンチマークを用いて性能を評価するランキング)では通算61位を獲得し続けているそうです。

 

膨大な計算能力をもつスーパーコンピュータ。

大規模なシミュレーションが可能になり、医療、災害予測、社会経済予測など、また、将来的にはAI等、幅広い分野への応用が期待されています。

後継機である、『ポスト京』は、2020年運用を目指しているそうです。

 

写真は見学スペースの硝子越しに見えたコンピューター室。

ロゴの書、『京』と整然と並ぶ姿は美しく、コンピューターというよりは厳かな印象さえ受けました。

理化学研究所の建物全体で、そのコンピューターから排出される熱を冷やし、送電続けるシステムが稼働しており、まるで建物自体が大きなコンピューターのようでした。

 

どこまで遠く、そしてどこまで緻密に、シミュレーションできるようになるのか

これからのスパコンの可能性がとても楽しみになってきました。

2017年11月27日 (月)

朔風払葉~クリスマスリース

【小雪~朔風払葉】
冷たい北風が吹いて木々の葉を落とす頃。
本格的な冬へと季節が変わりゆく頃です。
(※朔風払葉:きたかぜこのはをはらう)

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今年もクリスマスリース作りを教えていただきました!

フレッシュな緑の葉に触れながら、形を作る作業は

まるで森林浴をしているような爽やかな香りで心癒されるとともに

いつの間にか夢中になるので、とても楽しい時間でした。

 

今年は小さなフクロウさんも葉の陰にしのばせました!

フクロウは『福来朗』『不苦労』『福老』と呼ばれ、

福を招く縁起のよい鳥だそうです。

 

この一年飾っていた色褪せたリースを処分し

新しいリースを壁にかけると

空気まできれいになったような感じがします。

 

今年も残すところ1か月余り。

体調を整えながら、乗り切らなくては!

 

2017年11月22日 (水)

虹蔵不見~雪と紅葉

【小雪~虹蔵不見】
雪が降り始める頃ですが、まだ積もるほどの雪ではないので、「小」がつくのだそうです。この頃は曇り空が多くなり、夏のようにくっきりと虹が見えず、見えてもすぐに雲の陰に消えてしまいます。
(※虹蔵不見:にじかくれてみえず)

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先週末、岩手へ出かけました。

まだ11月半ばなのに雪がたくさん降り、一晩で少し積もりました。

でも水分が多い雪だったので、すぐに融けてしまいそうです。

一つの木に、色とりどりの葉がついているのを見つけました。

ブルーベリーのようですが、1枚の葉が赤と黄色に分かれていたり、

面白い現象を見つけました。

とてもきれいだったので、積もった雪をパレットにみたて、

カラフルな葉を並べてみました。

 

 

 

2017年11月17日 (金)

金盞香~丸の内のクリスマスツリー

【立冬~金盞香】水仙の花が咲く頃。『金盞』とは金色の杯を意味し、ここで『金盞花』とは、黄色い冠をいただく水仙の別名だそうです。(※金盞香:きんせんこうばし)

 

空は真冬のように真青な快晴で明るいのですが

風が冷たく、寒くなりました。

丸の内のイルミネーションと丸ビルのツリーは119日から点灯しています。

11月早々、もうクリスマスツリーかとも思いますが

やはり日に日に暮れるのが早くなるこの季節は

日が暮れて間もなく点灯するイルミネーションは

心がホッとするものです。

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2017年11月12日 (日)

地始凍~冬の時期こそ

【立冬~地始凍】
 
地上が凍り始める頃。霜が降り、氷が張り、季節は冬になっていきます。
(※地始凍:ちはじめてこおる)

 

Facebookを見ていたら、

久しぶりに、尊敬する竹村亜希子先生の言葉に再会しました。

先生は中国の古典である、易経の研究者。

講演や著書を通じて、主に経営者やビジネスマンに

実際のビジネスに応用した易経をわかりやすく伝えていらっしゃいます。

数年前、ある経営者の勉強会でお会いしたのが

先生と知り合ったきっかけです。

 

人生においてなかなか思うように事が進まない「冬」の時期は

易経では大切な時期です。

この冬こそ、春夏秋に向けて準備を蓄えるとき。

 

そしてこのことは、尺取虫の姿からも学ぶことができます。

尺取虫は屈伸を繰り返して前に進みますが

屈めることにより、膨大なエネルギーを蓄えるのです。

 

このところ、うまく進まないことがあると焦り

一喜一憂して、なんてしんどいのだろう…と思いましたが

くさらず、前進することの意味を

思い出させてくださいました。

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さて、暗くなりがちな(季節としての)冬を明るくしてくれるイベント。
の一つがクリスマス。
シーズンに向けて、先日、テーブルアレンジメントを教わりながら作ってみました。

2017年11月 7日 (火)

山茶始開~胡蝶蘭の手入れをしながら

【立冬~山茶始開】
冬の始まりです。山茶花(さざんか)が咲き始める頃です。
読みでは、「つばき」となっていますが、山茶花の咲く頃だそうです。
(※山茶始開:つばきはじめてひらく)

 

 

23日の訪日を終え、トランプ大統領はさきほど日本から韓国へ向かったようです。
滞在中、素晴らしいお天気に恵まれてよかったですね。
久しぶりの秋晴れはとても気持ちがいいです。
今日から暦の上では冬なのに、風もなく、陽射しが温かく、今朝は小鳥の明るいさえずりが聞こえましたが、その声だけ聴くと、まるで春のようでした。

 

文化の日に始まった三連休のなかで、土曜日はオフィスで胡蝶蘭の手入れをしました。

6月の監査法人設立のお祝いにいただいた胡蝶蘭ですが

花が終わってから、ずっと気になっていました。。

一鉢ずつ給湯室に運び、じっくりミズゴケに水を含ませました。

ほぐれてきた後で、古い根を取り除きました。

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開業間もない頃、あるお客様から胡蝶蘭の植え替えの方法を教わりました。

今思うと、その方は、今の私と同じくらいの年齢だったと思います。

「第二の創業をしたい。いろいろなことを新しくしたい!」

と、相談され、当時、何度か八王子の本社に伺いました。

 

強面の方でしたが、花の手入れをされるときの優しさが印象的で、

今も心に残っています。

胡蝶蘭の手入れをするたびにあの頃のことを思い出しますが、

開業後24年目、これからのことを考えるひとときとなりました。

胡蝶蘭の手入れをするたびに思い出すあの頃のこと、そして今月、私どもも創業23年を迎えましたが、これからどのようなことを考えながら進んでいこうか、あれこれ考えるひと時になりました。

2017年11月 2日 (木)

楓蔦黄~MBC23周年

【霜降~楓蔦黄】
楓や蔦の葉が色づくころ。
朝晩の冷え込みと共に、紅葉や黄葉が美しくなる季節ですね。
(※楓蔦黄:もみじつたきばむ)

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ここ数か月、あるプロジェクトのために、スタッフの多くが出張しました。

迫る期限と膨大な作業量、決して環境が良いとは言えない状況の中で

心身のバランスを取りながら、チームで協力し合い、逞しく乗り切ってくれました。

先日は3か月ぶりに事務所に全員が揃ったので、

打ち上げの食事会を、いつもよりちょっと豪華に…『銀座羽衣』のふかひれコースで。

皆の笑顔やお喋りを聞きながら、素晴らしいスタッフに恵まれていることに、
感謝の気持ちで一杯になりました。

 

さて、11月は弊社グループの創業月です。
24年目に突入しました!

23年前に開業したなんて、なんだか信じられませんが、

確かに時代は大きく変わりました。

インターネットが普及し始めたばかりで、

つなげたものの、画面がなかなか動かず、

携帯電話も一般の人は持っていませんでした。

でも自分の心が進化したかと自問すると、

困ったことに、自信がありません。

 
常に進化し続ける組織として

関わるすべての人に、幸せを感じる価値を提供できるよう

心豊かで温かな環境を作ることに

経営者として、心を注いでいきたいと思っています。

 

 

 

2017年10月28日 (土)

霎時施~男爵芋

【霜降~霎時施】
通り雨のように小雨が降り、すぐに青空が広がる、そんな天候をいうそうです。
冬が近い頃の天候で、冬支度を始める頃だそうです。
(※霎時施:こさめときどきふる)

 

また今週末も台風が…「霎時施」の季節の小雨ではありません。

10月に12月並みの寒い日があったかと思うと

まだ台風も発生したり…

季節がわからなくなるような、不順な天候が続いています。

 

弊社顧問で国税OBの先生から、先日、男爵芋をいただきました。

ご出身の富良野で、先生の弟さんが作っていらっしゃるジャガイモです。

いろいろな料理にしていただいていますが

でん粉が豊富なお芋なので、ガレットにすると

お芋だけで簡単にくっついてきれいに美味しく出来上がります。

ポイントはできるだけ細~い千切りにすること。

(でん粉をたっぷり外に出すために…)

そしてあまり動かさず、蓋をして5分~7分位、じっくり焼くこと。

北の大地の豊かな恵み、美味しくいただいています。

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